Cu153b 11/3の授業

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の2回目でした。
ライ麦畑のキャッチャーになって子どもたちが崖から落ちるのを救いたいと言っていたホールデンは、回転木馬に乗る妹をただただ見守りながら幸福感に浸ります。
彼の変容は注目に値しますが、これが彼のなかに定着したのかどうかはわかりません。
最終章のホールデンはサナトリウムと思しきところにいるようです。
ぜひ作品を手にとってみてください。

次回はモーニングサイド・ハイツにあるコロンビア大学にゆかりの詩人や作家を紹介し、マンハッタンの最北部ハーレムに話題を移します。

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