建国期における女性の立場をジェンダーの視点から考えました。
「共和国の母」という概念は20世紀後半の歴史研究者が創ったものですが、女性たちは立派な共和国市民の育成という責任を負っていたことを意味します。
この過程において家庭という私的領域が国家という公的領域につながっていたのです。
しかし女性の政治への直接参加は許されませんでした。
アビゲイル・アダムズは「共和国の母」と呼ぶにふさわしい人物でしたが、ジェンダー・ステレオタイプにとらわれず、のちに第二代大統領に就任する夫に女性を尊重するよう提言していました。
次回は女子教育についてお話しします。