Cu391b 10/19の授業

「白象に似た山々」について読みの仮説を立てていただきました。

A「男が求めているのはアブサンの酔いのような一時的な快楽である。」
B「ジグは中絶をめぐり、男の判断に依拠していたが、最後には自ら判断を下そうとしている。」
C「ジグは妊娠に至る性行為を新しいお酒を飲む行為と重ねて自分たちの無責任を批判している。」

など。どれも良い議論になりそうです。
例えばBだと
I   ジグは中絶をめぐり、男の判断に依拠していたが、
II      最後には自ら判断を下そうとしている。
III      ジグの中で変化が起こっている。
といった順で議論を構成することができます。

Iについては「新しいお酒も飲んでみたいって言ったでしょう。」(139) (子どもを持つことを試しては?ほのめかしている。)
IIについては「気分はすてきよ」(145)
IIIについては「何もかもリカリスの味がする。」(139) (新鮮味のない残念な結末——男の判断をほのめかしている)
「あたしを愛してくださる?」(141)(皮肉—愛がないことを批判している)
「あたしのためによくないことを、でしょう」(143)
などの箇所を論拠としてあげることができそうです。

論文執筆の流れを一緒におさえたいと思います。
来週までの課題はこの仮説=論旨=Thesis Statementを証明するための構成=Skeletonを考えて見出しをつけ、それぞれの論拠をできるだけたくさんあげてください。
Moodleへの投稿をお願いします。

 

 

 

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