CC311-3(1) 6/27の授業

James Baldwin, “Exodus”を読了しました。
旧約聖書の『出エジプト記』と母Rachelの奴隷制からの解放の物語が重なりますが、主人公Florenceのexodusは1900年にして未だ南部のAfrican American、特に女性の暮らしぶりが厳しいことを物語っています。
Baldwinがこの作品を発表したのは1952年、公民権運動の機運が高まる前夜です。
20世紀における黒人問題が未解決の課題として立ちはだかっていたことを雄弁に語っているようです。

次回はToni Morrison, “Recitatif”を読みます。
ふたりの女性の物語です。Morrisonには珍しい短編ですが、とてもよく書けています。ぜひ楽しんでください。

カテゴリー: CC311-3(1) アメリカの文化・文学(III) 2017, その他 パーマリンク