N. Scott Momaday, The Way to Rainy MountainのChapter 14, 16を一緒に読みました。
Legend, History/Facts, Personal Memoryが並置されています。
その工夫によってKiowa族の歴史ある文化と伝統を20世紀後半のアメリカ社会を生きるMomadayがいかに継承しようとしているのかその問題意識と部族への愛情が浮かび上がってくるように思います。
プロローグ、エピローグもMoodleにあげておきますので興味のある方はどうぞ。
Jack London, “The Rules of Life”との比較を考えてもらうのも良いと思います。
LondonはHerbert Spencer流の “survival of the fittest”(適者生存)の厳しさを描いていました。一方Momadayは失われた過去へのノスタルジーと現実を見つめる冷静さと同時に未来へのまなざしを持ち合わせているようにも思います。
それは彼がKiowa族の継承者として当事者性が明瞭だからではないでしょうか。
Native Americanの歴史と文化の再評価はAfrican Americanの公民権運動の成功に触発されたものです。
今期の残りの時間でAfrican Americanの歴史と文学をみていきます。
まずは奴隷制度の定着した背景をお話ししました。
再来週はJames Baldwin, “Exodus”を読みますので早めにdownloadして予習しておいてください。
5/30の補講を6/10 (土)9:00-10:30 (@D202)に行います。質疑応答の時間とします。出席はとりません。