トニ・モリソン『青い眼がほしい』イディス・ウォートン『エイジ・オブ・イノセンス』セオドア・ドライサー『シスター・キャリー』についての発表を聞きました。
テーマを絞るにあたり、1次文献がしっかり読めていて、2次文献にも目を通して頂いた方は、自分の関心がより鮮明になったと思います。
来週は『グレート・ギャツビー』『ハック・フィンの冒険』『賢い血』『レベッカ』についての発表です。
連休明け5月14日はThesis Statementの提案提出日です。
テーマを絞りきって問いかけに対する答えを考えてみてください。それがThesis Statementになります。『岡田山論集』の優秀論文の序論をぜひ参考にしてください。
5月はThesis Statementについての発表を21日28日の両日にして頂きます。
Outlinenの書き方が徹底されていないようです。これをおさえないと次のステップには進めません。Moodleにあげていますが再掲します。必ずこれらを明確にしてください。
1. 研究タイトル
2. 研究のtheme 具体的なtheme紹介 (e.g. 〜について考える)
3. 研究の背景 どのような動機でこのthemeに興味や関心を抱いたのか、
この問題はなぜ研究すべきなのか、その重要性を明らかにしてください
4. 先行研究の概要 先行研究の概要とその問題点
5. 研究の目的 このthemeを考えることで何を明らかにするのか
(e.g.〜について〜の視点から考えることで〜が〜であることを明らかにする)
6. 研究の方法 どのような資料を使うのか、どのような方法で研究するのか
7. Bibliography (参考文献リスト)
特に 4, 5, 6をしっかりご報告下さい。
4は先行研究において自分のテーマについてこれまでどのような議論がされてきたかをまとめます。自分のオリジナリティを確認するために必須の作業です。
5はthemeを考えることで見えてくるものは何かを報告します。Themeとは違います。Themeよりもう一次元高い、より広い視野で見えてくるものを言います。
例えば「『ハック・フィン』におけるハックの良心の葛藤を考えることで、社会道徳と個人の倫理との相克を明らかにする。」などです。
6はthemeを探求する為に何を考えればよいのか、その手法を考えます。
例 えば「『エイジ・オブ・イノセンス』のアーチャーにおける二面性を著者ウォートンの自己投影して考える」というthemeならば、方法論としては、 「ウォートンの伝記、ウォートンの自伝/回想録を読んで、ウォートンの二面性を明確にし、アーチャーのそれと比較検証する。」などが考えられます。