モダニズム文学の例をいくつか見てみました。
マルセル・プルースト『失われた時を求めて』、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』、T. S. エリオットの『荒地』、そしてアーネスト・ヘミングウェイの「白い象に似た山々」など。
どれも読者に大きな負荷をかける作品ですが、冷戦期にはそれらの解読・解釈が盛んに行われました。
歴史や社会の動向からは離れた文学研究の手法が、アメリカの冷戦リベラリズムと呼応すると考えられました。
来週と再来週でもう一度三浦玲一「『文学』の成立と社会的想像力の排除」を読み直します。まずは前半をじっくり読んできてください。