最終回はエコロジーをテーマにお話ししました。
自然を題材にしたネイチャー・ライティングの系譜がアメリカ文学にはあります。
ヘンリー・デイヴィッド・ソローの『ウォールデン』は19世紀半ばに書かれ、今も愛されている作品です。池のほとりで自然と交流した実験的な2年間の生活をつづっています。
レイチェル・カーソンの『沈黙の春』は化学薬品が環境に与える問題に警鐘を鳴らし、大きな社会的影響を与えた20世紀半ばの著作です。ここでは詩や寓話など、文学的表現が重要な位置を占めています。
自然が文学にインスピレーションを与えると同時に、文学の力が自然に還元されることがあります。
自然と文学の親密な関係について考えて頂ければと思います。
4回にわたり、おつきあいありがとうございました。